台風25号の接近に伴い、ANAが一部の国内線に変更・払い戻しの特別対応を出しました。予約便が欠航するか未定でも、対象なら手数料なしで予定を変えられます。
自分の便も当てはまるか、まずは搭乗日と発着空港を下の表で見てください。便ごとの表示や航空券を買った時期も確認が必要ですが、その見方は順に紹介します。
ANAの特別対応は欠航前でも変更・払い戻しの手数料なし
欠航の連絡が来ていなくても、対象便なら予定を変えられます。ANAは台風25号に伴う対象便について、実際に飛ぶかどうかに関係なく、変更・払い戻しの手数料を免除しています。
ここで買った時期にも注意が必要です。手数料なしになるのは、ANAがその便を対象として登録する前に、予約と発券(購入手続きが終わって航空券が発行された状態)を済ませた航空券です。登録後に買った分は、同じ日の同じ路線でも対象になりません。
登録時刻は公表されていません。台風の接近を知ってから買った便で判断がつかないときは、手続きを進める前にANA国内線予約・案内センターへ聞いてください。
対象は羽田・成田・八丈島・静岡を発着する指定日時の便
搭乗日と発着空港が、次の表に入っているか見てみましょう。
| 空港 | 手数料なしの対象になる便 |
|---|---|
| 東京(成田) | 9月20日12:00から9月21日最終便までのすべての発着便 |
| 東京(羽田) | 9月20日12:00から9月21日最終便までのすべての発着便 |
| 八丈島 | 9月20日始発便から9月21日最終便までのすべての発着便 |
| 静岡 | 9月21日始発便から最終便までのすべての発着便 |
掲載は2026年9月19日12時45分現在のものです。出発便だけでなく到着便も含むので、福岡発で9月21日に羽田へ着く便も対象になります。
この4空港だけで対象が決まるわけではありません。ANAは対象空港を運航日の2日前、18時ごろを目安に決めています。9月22日以降の便や表にない空港の便も、最新の案内を見てください。
最新の対象空港一覧を見る(ANA公式「航空券の取り扱いについて」)
予約の種類によって、確認先が異なるものもあります。
- 他の航空会社が運航する共同運航便(コードシェア便)は、この一覧に情報が含まれていません。一覧に載っていないことだけで対象外とは決まらないので、予約した便の運航会社と購入元、またはANAの案内で扱いを確かめます。
- 国際線航空券の国内区間は扱いが分かれます。対象空港一覧のページにある「国際線航空券(国内区間)をお持ちのお客様はこちら」から、国際線の問い合わせ窓口へ進みます。
- 航空券と宿泊をまとめたANAトラベラーズ ダイナミックパッケージは、悪天候などによる運航への影響・ご旅行のお取り扱いについてに専用の手順があります。それ以外のパッケージツアーは購入元への問い合わせになります。
自分の便が飛ぶかは便名で別に確認する
表に載った空港でも、予約便が欠航するとは限りません。ANAの「発着案内」で搭乗日と便名、または路線を入れると、その便の状況が見られます。便名の欄に小さなマーク(NCFマーク)が付いていれば、運航状況に関係なく手数料なしで変更・払い戻しができます。
マークが見つからない場合は、そのまま手続きを進めないでください。
- マークが表示されていない状態でWebから変更・払い戻しをすると、手数料が発生する場合があります。
- 運航方針が決まってからマークが反映されるまで、時間がかかることがあります。
- スマートフォンとANAアプリでは、マークの表記が異なる場合があります。
天候調査が長引き、出発直前にマークが付く便もあります。表示がなければ時間をおいて見直し、判断がつかないときはANA国内線予約・案内センターへ聞いてください。
同じページには、便ごとの状況とは別に台風の影響見通しも出ています。9月20日12時現在、20日は午後の成田・羽田と終日の八丈島、21日は終日の成田・羽田・八丈島・静岡に影響が見込まれています。
この見通しは更新されます。20日ぶんの次の案内は、19時ごろの予定です。
変更するか払い戻すかで手続き先を選ぶ
予定を変えるなら、航空券を買った場所によって手続き先が変わります。
別の便に振り替える場合、選べる範囲には制限があります。
- 振替先はANA便だけです。他社便や地上交通への振替は機材故障などANA側に原因がある遅延・欠航に限られ、台風は当てはまりません。
- 変更は1回限りで、予約便の前後7日以内から選びます。八丈島発着は20日・21日が全便欠航なので、振替先は22日以降になります。
- 同じ路線への振替なら、ANAのWebサイトで予約を開いて手続きできます。近隣空港など区間が変わる変更は電話窓口か空港カウンターの扱いで、前日か当日に対象便となった場合に限られます。空港間の移動にかかる費用は自己負担です。
払い戻しを選ぶなら、Webでの手続きは旅程の最終搭乗日から4日後までです。Webで払い戻せない場合も、旅行開始日(まだ始まっていなければ発行日)から1年と30日以内なら、ANA国内線予約・案内センターへ連絡できます。
往復で予約していて往路が欠航になった場合は、復路の扱いが変わります。復路の変更はWebサイトではできず、欠航便と同時に電話で手続きすることになります。払い戻しのほうは、往路と復路が一つの予約になっていて、同時に手続きするならWebでも取り消せます。
宿泊費や交通費は自己負担です。ANAが費用を持つのは機材故障など同社に原因がある場合で、悪天候や自然災害による遅延・欠航は対象外です。
ANAで買った航空券の振り替え・払い戻しへ進む(ANA公式)
まとめ|対象日時と便名を確認してから手続きする
旅程を変えずに乗る人は、特別な手続きは要りません。
振替には出発前の期限があります。払い戻しなら搭乗日を過ぎても手続きできるので、期限を上の節で確かめてから進めてください。
出典
- ANA「航空券の取り扱いについて」(2026年9月19日12時45分現在の掲載/2026年9月20日15時22分確認)
- ANA「国内線運航状況のご案内」(台風25号の案内は2026年9月20日12時00分現在/2026年9月20日15時22分確認)
- ANA「(国内線)遅延・欠航時の各種お手続きに関するご案内」(2026年9月20日15時26分確認)
- ANA「【国内線】自然災害で欠航が確定する前に、搭乗便を変更/払い戻しはできますか。」(2026年9月20日15時28分確認)
- ANA「【国内線】往路便が台風や降雪などの悪天候で欠航となった場合、あわせて予約した復路便も変更や払い戻しができますか。」(2026年9月20日15時29分確認)
- ANA「悪天候などによる運航への影響・ご旅行のお取り扱いについて」(2026年9月20日15時44分確認)
- ANA「ANAウェブサイト(振り替え・払い戻し)」(2026年9月20日15時26分確認)

