ホームルーターはレンタルと購入どっち?料金・返却・端末残債を比較

ホームルーターのレンタルと購入を、返却と端末残債で比較するアイキャッチ サービス変更

工事のいらないホームルーターを選ぶときは、月額や通信速度だけでなく、端末を借りるのか買うのかも見ておきたいところです。

この違いがはっきり表れるのが解約するとき。レンタルなら端末を送り返します。購入なら返却はありませんが、分割払いの途中で解約すると端末代の支払いが残ります。

この記事では、返却と端末代まで含めて、レンタルと購入のどちらが合うかを比べます。

レンタルと購入は解約後の負担が違う

最初に、解約後の違いを並べます。

見るところ端末をレンタル端末を購入
契約中の端末借りている自分のもの
解約したあと期限までに送り返す送り返す物はない
残ることがある費用返送の送料、返さなかったときや壊したときの費用分割払いの残額、解約で止まる毎月の割引の分
向きやすい人端末を持ちたくない。期限までに発送できる端末を手元に置きたい。長く使う予定がある

返送の送料や端末代の残りは、毎月の利用料とは別の負担です。

返送の手間と、端末代が残る可能性。どちらを避けたいかは、契約形態を選ぶときの判断材料の一つです。

レンタルと購入は回線契約と端末契約が違う

なぜ回線をやめても端末代だけ残るのか。ホームルーターには、回線と端末の二つの契約があるためです。

申し込みや請求がまとまっていると一つの契約に見えますが、回線と端末の支払いが同時に終わるとは限りません。端末を分割で買っていれば、回線の解約後も支払いが残ることがあります。

ホームルーターの回線契約と端末契約が別々に動き、解約後は返却か端末代の確認へ分かれることを示す図

「契約期間なし」「解除料なし」とあっても、それだけで端末代までなくなるわけではありません。レンタルなら返却条件、購入なら分割払いの条件も見る必要があります。

レンタルは端末残債がない代わりに返却がある

端末を借りる契約なら、分割の残額は出てきません。そのかわり、解約したあとに返す作業が残ります。おきらくホームWi-Fiも端末をレンタルする形で、解約後に貸与品一式を返します。

返却条件で押さえたいのは、次の4点です。

とくに見落としやすいのが、期限の数え始めと返す物の範囲です。解約を申し出た日から数えるのか、解約成立日から数えるのか。本体だけでよいのか、付属品や箱も必要なのか。ここを読み違えると、期限遅れや返却漏れにつながります。

退去や引っ越しと解約が重なると、この発送は後回しになりがちです。未返却の費用は、そのときに実際の請求として出てきます。

購入は返却不要だが短期解約では端末代を確認する

購入した端末は返却不要です。ただし、分割払いの途中で回線を解約すると、端末代の支払いは続きます。

ドコモのhome 5G HR02は端末を購入する形です。分割の残額は回線を解約したあとも支払いが続き、毎月の割引である月々サポートは、回線の解約で終わります。

国民生活センターも、この「実質無料」の仕組みを取り上げています。割引を受け取り終えるまで使えば端末代と同じ額になりますが、途中でやめれば割引はそこで止まり、残った本体代金は請求されます。

途中でやめたときに残るのは、まだ支払っていない端末代です。契約前なら分割回数と割引が終わる条件を確認します。すでに契約しているなら、残りの回数と金額を契約先の案内に沿って確かめます。

割引後の「実質」の金額は、最後まで使い切った人の数字です。途中でやめた時点で残る端末代のほうが、レンタルと比べるときの数字になります。

月額だけでなく利用終了までの費用で比べる

月額が安く見えても、解約時の費用まで入れると結果が変わることがあります。比べる範囲は次のとおりです。

レンタル型では返送の費用が、購入型では端末代の残りが加わります。

費用レンタル型購入型探す場所の例
初期費用(事務手数料など)申込時にかかることがある申込時にかかることがある料金ページ、申込画面など
月額 × 使う月数かかるかかる料金ページなど
解約にかかる費用契約による契約による重要事項説明、利用規約など
端末代の残りなし(買っていないため)分割が残っていればかかる端末ページ、契約書面、窓口など
返送の送料、未返却や破損の費用返し方の条件によるなし重要事項説明、利用規約など
適用された割引(差し引く)サービスによるサービスによる割引の案内など

レンタル型は返送まわり、購入型は端末代の残りを見落としやすいところです。条件が見つからないときは、契約書面や窓口も確認先になります。

1か月や半年と使う期間が決まっている場合は、短期滞在のネット回線の選び方に試算例があります。

レンタルが向く人、購入が向く人

使う期間だけでは、レンタルと購入のどちらが合うかは決まりません。次の3点も判断材料になります。

  • 端末を自分のものにしたいか
  • 期限までに発送する作業ができるか
  • 使う期間をどれくらい確かに見通せるか

レンタルが向くのは、端末を持ちたくない人、使う期間が変わるかもしれない人、返却の手続きを引き受けられる人です。購入が向くのは、端末を手元に置きたい人、割引を受け取り終えるまで使う見通しがある人です。

転勤の可能性がある、同居人数が変わりそう、光回線を引くかまだ決めていない。こうした場合は、途中でやめると何が残るのかを先に比べておくと選びやすくなります。

「短ければレンタル、長ければ購入」とは限りません。購入型は途中解約の端末代、レンタル型は返却時の費用まで含めて比べます。

光回線の開通待ちなら契約形態より終了日を先に見る

光回線の工事待ちで使う場合は、利用期間が工事日に左右されます。

この用途では、工事日まで使えて、開通後に無理なく解約・返却できることが大切です。工事が延びた場合の扱いも含めた選び方は、光回線の開通までネットを使う方法にまとめています。

まとめ|返却と端末残債のどちらを避けたいか決める

レンタルと購入の分かれ目は、解約したあとに端末を返すか、端末代の支払いが残るかです。月額の差と一緒に、ここも合計に入れて比べます。

「契約期間なし」と書かれていても、端末を分割で買っていれば支払いは残ります。回線と端末が別の契約だからです。

候補が決まったら、レンタル型は返す期限と送料、購入型は端末価格と割引終了の条件を比べます。

出典

※ 料金・条件は2026年9月15日時点で各公式ページ・規約・重要事項説明を確認したものです。申し込み前に最新の表示を確かめてください。

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