長門市の水道料金は10月1日使用分から改定|新料金と2か月分の減免を確認

長門市の水道料金が2026年10月1日使用分から改定され、2か月分は旧料金に据え置かれることを表した画像 価格改定

長門市は、2026年10月1日使用分から水道料金を改定します。対象は長門市と水道契約をしている世帯・事業者です。

ただし、官公庁施設を除く契約者には1期・2か月分の減免があります。値上げ額の100%が差し引かれ、対象の検針分は旧料金に据え置かれます。水道料金が無料になる制度ではありません。

継続して水道を使っている場合、通常の新料金になるのは、偶数月検針地区が2027年2月上旬の検針・請求分、奇数月検針地区が3月上旬の検針・請求分からです。減免の申込みは必要ありません。

確認項目内容
改定開始2026年10月1日使用分から
改定対象水道料金。下水道使用料は今回変更なし
改定率平均20%の増収を見込む単価改定。各契約が一律20%上がる意味ではない
減免12月または翌1月検針の1期・2か月分を旧料金に据え置き
対象長門市と水道契約をする使用者。官公庁施設は対象外
申込み不要

この記事は、2026年8月27日時点の長門市「水道料金の改定について」、公式の料金早見表、試算表、Q&Aをもとに整理しています。

長門市の水道料金は2026年10月1日使用分から変わる

改定後の単価が適用されるのは、2026年10月1日以降に使った水道分です。「10月請求分から」とは発表されていません。

長門市では水道メーターを2か月ごとに検針しています。10月1日前後をまたぐ継続利用者は、偶数月・奇数月の検針時期と減免を経て、通常の新料金へ移ります。

市は、人口減少による料金収入の減少と、水道施設の更新・耐震化を改定理由に挙げています。今回の料金設計は、2026年度から2029年度までの4年間に、平均20%の増収を見込むものです。

「平均20%」は、各世帯の請求額が一律20%上がるという意味ではありません。口径と使用水量によって、実際の増加額・増加率は変わります。

今回変わるのは水道料金、下水道使用料は変わらない

今回改定されるのは、水道の基本料金と従量料金です。従量料金は、使った水の量に応じて加算される料金を指します。

下水道使用料は2026年10月の改定対象ではありません。上下水道を利用している人は同じ請求内に両方の金額が載りますが、今回増えるのは水道料金分です。

主な単価は次のように変わります。金額は1か月あたり・税抜です。

口径・用途基本料金または従量料金現行改定後
13mm基本料金1,000円1,100円
20mm基本料金1,500円1,600円
13〜40mm10m³までの従量単価10円/m³50円/m³
13〜40mm10m³を超える従量単価140円/m³155円/m³
50〜150mm従量単価140円/m³155円/m³
船舶用従量単価204円/m³225円/m³

25〜150mmの基本料金も口径ごとに上がります。全口径の単価は長門市の水道料金改定Q&A7ページで確認できます。

口径13mm・20mmの新旧料金を使用量別に比較

長門市が公式早見表を用意している口径13mmと20mmについて、2か月分の料金を比べました。すべて税込です。

水道料金だけの比較

口径・2か月使用量現行改定後差額
13mm・20m³2,420円3,520円1,100円増
13mm・40m³5,500円6,930円1,430円増
20mm・20m³3,520円4,620円1,100円増
20mm・40m³6,600円8,030円1,430円増

下水道使用料を含む合計

口径・2か月使用量現行合計改定後合計差額
13mm・20m³5,566円6,666円1,100円増
13mm・40m³12,298円13,728円1,430円増
20mm・20m³6,666円7,766円1,100円増
20mm・40m³13,398円14,828円1,430円増

下水道使用料は、20m³で3,146円、40m³で6,798円です。どちらも税込・2か月分で、新旧同額です。

4例は長門市の公式Excel試算表で算出し、基本料金と従量料金から別に計算して一致を確認しました。口径13mmの2例は公式Q&Aのモデルケースとも一致しています。

自分の新料金は検針票と公式資料で確認できる

自分の料金を確かめるときは、検針時に届く「使用水量・料金のお知らせ」を用意します。長門市の公式見本では、表面に口径と今回使用水量が記載されています。

確認の流れは次のとおりです。

  1. 検針票で「口径」と「今回使用水量」を見る
  2. 下水道使用料が請求されているかを見る
  3. 口径13mm・20mmなら、公式の2か月分早見表で使用水量の欄を探す
  4. ほかの口径や1か月分を確認する場合は、公式Excel試算表を使う
検針票から口径と使用水量を確認し、早見表または試算表で新料金を見る流れ
検針票の口径と使用水量から、早見表・試算表・対象検針票へ進む確認手順

口径13mmの早見表と口径20mmの早見表は、上段が水道料金、中段が下水道使用料、下段が合計です。いずれも税込・2か月分で掲載されています。

上下水道料金試算表には「2ヶ月」と「1ヶ月」のシートがあります。黄色の欄で水道口径・下水道用途を選び、使用水量を整数で入力すると、新旧の水道料金と上下水道合計が表示されます。

スマートフォンでExcel試算表を使えるかは、長門市の案内に記載がありません。Excelファイルを開けない場合は、13mm・20mmのPDF早見表を利用できます。

価格改定のお知らせ全般で、対象・税区分・実施日を見分ける方法は、値上げのお知らせを見たら何を確認する?でも整理しています。

偶数月・奇数月地区で通常新料金の請求時期が異なる

長門市の検針地区は、偶数月と奇数月に分かれています。改定単価の開始、減免、通常の新料金が一度に来るわけではありません。

偶数月・奇数月検針地区の旧料金、減免、通常新料金への移行時期
偶数月・奇数月検針地区で異なる、旧料金・減免・通常新料金への移行時期
検針地区旧料金減免で旧料金に据え置き通常の新料金
偶数月:通、仙崎、日置、油谷2026年10月検針・請求2026年12月検針・請求2027年2月上旬検針・請求から
奇数月:東深川、西深川、深川湯本、俵山、三隅2026年11月検針・請求2027年1月検針・請求2027年3月上旬検針・請求から

2026年10月1日以降に新たに水道の使用を始めた人は、最初の請求から新料金が適用されます。ただし、官公庁施設以外であれば減免も適用され、対象期間は旧料金相当で計算されます。

12月または翌1月検針の2か月分は旧料金に据え置き

長門市は、国の「物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金」を使った「水道料金減免事業」を実施します。

減免の内容は、改定による値上げ額の100%を差し引き、1期・2か月分の水道料金を旧料金に据え置くものです。請求額がゼロになるわけではありません。

対象は長門市と水道契約をしている使用者で、一般家庭だけでなく事業者も含まれます。官公庁施設は対象外です。

減免されるのは水道料金の値上げ分です。今回変わらない下水道使用料からの減額ではありません。

減免の申込みは不要、検針票には減免後金額が載る

減免を受けるための申込みは必要ありません。長門市側で値上げ額を差し引きます。

対象となる12月または翌1月の「使用水量・料金のお知らせ」には、減免後の金額が記載されます。申請作業はありませんが、口径・使用水量と金額が自分の利用状況に合っているかを見ておくと、減免の反映を確認できます。

減免終了後は通常の新料金になる

1期分の減免が終わると、通常の新料金になります。継続利用者は、偶数月検針地区が2027年2月上旬の検針・請求分、奇数月検針地区が3月上旬の検針・請求分からです。

検索結果には2022年の旧改定ページも残っています。2022年は2期・4か月分の減免でしたが、2026年の減免は1期・2か月分です。古い案内の期間を今回へ当てはめないよう注意が必要です。

転出・休止・2か月未満などは公式発表で未確認

2026年8月27日時点の改定ページとQ&Aでは、次の扱いを確認できませんでした。

  • 転出や使用休止に伴う中途精算へ、改定単価と減免をどう適用するか
  • 使用期間が2か月未満の場合の日割り・月割り計算
  • 口座振替、納付書など支払方法による請求時期の違い
  • スマートフォンで公式Excel試算表を利用できるか

長門市の一般的な転出・休止手続きは別ページにありますが、今回の減免を含む精算方法までは書かれていません。該当する場合は、長門市上下水道局管理課総務班(0837-23-1190)で確認できます。

問い合わせるときは、検針票の台帳番号、口径、使用水量、検針月、使用開始・終了日、下水道使用の有無を手元に置いておくと、条件を伝えやすくなります。

まとめ

長門市の水道料金は、2026年10月1日使用分から改定されます。平均20%は一律の値上げ率ではないため、検針票の口径と使用水量をもとに、公式早見表または試算表で自分の金額を見るのが確実です。

官公庁施設を除く契約者は、12月または翌1月検針の1期・2か月分が旧料金に据え置かれます。申込みは不要です。対象検針票の減免後金額を確認した後、偶数月地区は2027年2月、奇数月地区は3月の通常新料金に備えられます。

公式出典

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