BITPOINTが、BNB・DEP・JMY(JASMY)・OSHI・PEPE・TRUMPの6銘柄の取扱いを2026年10月28日(水)13時で廃止します。対象はBITPOINTサービスです。6銘柄を持っていなければ、今回の廃止でする手続きはありません。VCTRADEサービスは別のサービスなので、VCTRADEの口座だけを使っている場合もそのままは当てはまりません。
外部へ出金する場合は、最低出金数量と二段階認証を確認し、送付先を早めに登録します。新しい送付先は一定期間出金できませんが、制限期間の長さは公表されていません。
BITPOINTで6銘柄が10月28日13時に取扱終了
BITPOINTは2026年9月4日に、6銘柄の取扱廃止を発表しました。翌9月5日には電子公告も出ています。取扱廃止の日時は2026年10月28日(水)13時です。
対象は次の6銘柄です。
- ビルドアンドビルド(BNB)
- ディープコイン(DEP)
- ジャスミー(JMY/JASMY)
- オシトークン(OSHI)
- ぺぺ(PEPE)
- オフィシャル トランプ(TRUMP)
理由は、「取扱暗号資産に関する今後のサービス提供方針を総合的に検討した結果、お客様への安定的なサービス提供の観点から」と説明されています。銘柄ごとの個別の事情までは書かれていません。
公式ページの冒頭にも、BITPOINTサービスとVCTRADEサービスは別のサービスだと書かれています。今回の発表は、BITPOINTサービスについてのものです。
運営はSBI VCトレード株式会社です。電子公告の差出人がこの社名になっています。サービス名と会社名が違うので分かりにくいところですが、BITPOINTサービスの問い合わせはBITPOINTのサポートページで受け付けています。同社のVCTRADEサービス向けページとは窓口が分かれています。
10月7日と10月28日で終了する機能が違う
終わる機能と日程は次のとおりです。つみたての期限だけ、ほかより早く来ます。
| 日時・タイミング | 終わること・起きること |
|---|---|
| 2026年9月4日(金) | 6銘柄の取扱廃止を発表。あわせてBNB・PEPE・TRUMPの出金サービスが始まる |
| 2026年9月11日(金) | 「つみたて」の申込み・設定変更・取消しの受付が終了 |
| 2026年9月28日(月) | 「つみたて」の最終回の口座振替(引落し) |
| 2026年10月7日(水)16時 | BITPOINTでの購入が終了/BITPOINT PROでの取扱いが終了/OSHI・JMYの入金受付が終了 |
| 2026年10月7日(水)の買付分 | 「つみたて」の最終回の買付。BITPOINTサービスの「つみたて」が終了 |
| 2026年10月28日(水)13時 | BITPOINTでの売却が終了/対象銘柄の出金受付が終了/期末時価評価課税の適用除外サービスでの取扱いが終了(既存契約を含む) |
| 2026年11月中(目安) | 残っていた対象銘柄をBITPOINTが売却し、日本円へ換金して口座へ付与する予定 |
10月7日16時に止まるのは、BITPOINTでの購入、BITPOINT PROでの取扱い、OSHI・JMYの入金です。10月28日13時に止まるのは、BITPOINTでの売却と、対象銘柄の出金です。BITPOINT PROで売買している人は、10月7日16時のほうが先に来ます。
つみたては、対象6銘柄だけの話ではありません。BITPOINTサービスの「つみたて」そのものが、2026年10月7日の最終買付で終わります。個別つみたて、パックつみたて、ゼロつみたても対象です。
一方、今後の積立を止めるための操作は要りません。取扱廃止の発表は「お客様ご自身で積立の変更や取消などの操作をしていただく必要はございません」としています。積立が自動で止まることと、10月7日の最終買付を断ることは別の手続きです。
積立を続けたい場合、BITPOINTの「つみたて」設定はVCTRADEサービスへ自動では引き継がれません。VCTRADEで改めて設定することになります。
BITPOINT PROを使っている場合は、10月7日16時の取扱終了時に残っていた注文が自動で取り消されます。なお、OSHIはBITPOINT PROでは取り扱っていません。
入金は銘柄で事情が違います。BNB・PEPE・TRUMPはもともと入金サービスがありません。DEPは2025年11月18日から入金を一時中止しています。10月7日16時で入金受付が終わるのは、OSHIとJMYの2銘柄です。
「期末時価評価課税の適用除外サービス」という名前のサービスもあります。これを契約している場合は、既存の契約分も含めて、10月28日13時で対象銘柄の取扱いが終わります。契約した覚えがなければ、関係ありません。
対象銘柄を持っている人の選択肢は3つ
10月28日13時までに取れる道は、売却、外部への出金、何もしないの3つです。
| 比べる項目 | BITPOINTで売却する | 外部へ出金する | 何もしない |
|---|---|---|---|
| 手続き | 売却注文を出す | 送付先アドレスを登録して出金を申請する | なし |
| 期限 | 2026年10月28日13時(BITPOINT PROでの取扱いは10月7日16時まで) | 2026年10月28日13時 | なし |
| 結果 | 日本円が口座残高に入る | 暗号資産が別のサービスやウォレットへ移る | 11月中を目安にBITPOINTが売却し、日本円を口座へ付与する予定 |
| 先に確かめること | 指定した数量や金額では約定しない場合がある | 受取側の対応、最低出金数量、二段階認証の方式、送付先を登録する時期 | 売却する日も価格も決まっていない |
どれが得かは、公式発表からは決められません。自分で売っても11月の自動換金でも、受け取る金額はそのときの価格で決まります。税金の扱いも人によって変わります。
ただし、3つとも選べるとは限りません。次のどれかに当てはまる場合、残るのは売却か、何もしないでBITPOINT側の換金を待つかの2つです。
- 残高が銘柄ごとの最低出金数量に届かない
- 二段階認証がメール通知のままで、期限までに変更しない
- 受け取り先が決まらない、または受け取り先がその銘柄の入金を受け付けていない
売買については、取扱廃止までの期間中でも、指定した数量や金額によっては約定しない場合があると案内されています。公式発表は、数量や金額を調整して取引するよう呼びかけています。
外部へ出金するなら最低数量と送付先を確認
出金できるのは10月28日13時までです。BNB・PEPE・TRUMPは、これまで出金サービスがありませんでしたが、2026年9月4日から出金できるようになりました。
出金の前に、認証の方式を見ておきます。
銘柄ごとに、出金できる最小の数量が決まっています。
| 銘柄 | 最低出金数量 |
|---|---|
| BNB | 0.005 BNB |
| DEP | 3,500 DEP |
| JMY | 1,000 JMY |
| OSHI | 100 OSHI |
| PEPE | 1,000,000 PEPE |
| TRUMP | 2 TRUMP |
暗号資産の入出金ページの2026年9月7日時点の記載です。これより少ない残高は、出金する数量として指定できません。上の3条件のうち、ここに当たる場合です。なお、出金手数料はBITPOINTが負担するため、利用者の負担はありません。
送付先の登録には時間差があります。新しい送付先(アドレス、宛先タグ・メモ)を登録すると、一定期間はその送付先への出金が制限されます。登録済みの送付先でアドレスや宛先タグを変えた場合も同じです。制限される期間の長さは公表されていません。10月28日13時の直前に登録すると、制限が解けないまま期限を過ぎることがあります。
直近に日本円を入金した人だけに関わる制限もあります。銀行振込と即時入金については、入金日を含む7日間、その入金額に相当する暗号資産を出金できません。解除されるのは8日目の0時です。
出金の流れは次のようになります。
- 二段階認証がGoogle AuthenticatorかSMS通知になっているか見る。メール通知なら変更する
- 受取先の公式情報で、その銘柄の入金を受け付けているかを調べる
- BITPOINTの取引サイトで出金先アドレスを登録する
- 「入出金」から「出金」を開き、銘柄と登録済みアドレス、数量を指定して申請する
- 受取側の画面で着金を確かめる
出金は、依頼が完了すると取り消せません。公式ページも次の3点を挙げています。
- 出金依頼の完了後は、訂正も取消もできない
- 出金先アドレスや宛先タグを間違えて出金した暗号資産は戻らない
- 出金にかかる時間はブロックチェーンの状況で変わり、一定ではない
受取側については、公式発表に、公告日時点で対象銘柄を取り扱う他の暗号資産交換業者の一覧が載っています。ただしこれは「取り扱っている」という意味で、その銘柄の入金を受け付けるかどうかは別です。対応するネットワーク、最低入金数量、宛先タグの要否は、受取側の公式情報で確かめることになります。
何もしない場合は11月中を目安に日本円へ換金予定
10月28日13時の時点で、売却も出金もされずに口座に残った対象銘柄があるとします。この分は、BITPOINTが適当と認める時期と方法で売却されます。売った代金は日本円へ換金され、口座へ付与されます。電子公告にも、資金決済法にもとづく「換金による返還」として同じ扱いが書かれています。
「11月中」は目安で、特定の価格で売れることも約束されていません。手元へ移したい場合は、日本円が付与された後に出金手続きをします。
未公表の内容と問い合わせ前に整理すること
今回の発表と公式ページからは、次のことが分かりません。
- 残った分をいつ、いくらで売却するか。日本円がいつ口座に入るか
- 新しく登録・変更した送付先で、出金が制限される期間の長さ
- 移管先のサービスが対応するネットワーク、最低入金数量、宛先タグの要否
- 自分の税金の計算方法や申告の仕方
問い合わせはBITPOINTのサポートページから行います。VCTRADEサービス向けのページとは分かれているので、BITPOINT側から入ります。連絡する前に、持っている銘柄と数量、選びたい方法、聞きたいことを書き出しておくと、聞き漏らしが減ります。「9月7日に登録した送付先の制限がいつ解けるか」のように、日付と対象を添えて聞く形になります。
まとめ|まず対象銘柄と残高を確認する
対象銘柄を持っている人は、10月28日13時までに売却か外部出金を選ぶか、何もしないでBITPOINT側の換金を待つかを決めます。BITPOINT PROで売買している人は、10月7日16時の取扱終了が先に来ます。
外部へ出金するなら、二段階認証の方式の変更と送付先の登録を早めに終わらせておきます。制限の期間が公表されていないため、期限の直前に登録すると間に合わないことがあります。
つみたてを設定している人は、期限が別です。10月7日の最終買付を止めたいかどうかを、2026年9月11日までに決めます。
最初にするのは、保有の確認です。BITPOINTの取引サイトにログインし、6銘柄の残高と、つみたてや注文が残っていないかを見ます。残高が最低出金数量に届かない銘柄は、外部への出金を選べません。あわせてBITPOINTの発表を開き、自分の銘柄の日程を突き合わせておきます。
サービス終了時に残高・データ・期限・代替手段を確認する基本は、サービス終了のお知らせを見たら何をする?で一覧にしています。
出典
- BITPOINT「【重要】OSHI・JMY・DEP・BNB・PEPE・TRUMPの取扱廃止のお知らせ」(2026年9月4日掲載/2026年9月7日確認)
- BITPOINT「暗号資産の入出金」(2026年9月7日確認)
- SBI VCトレード「暗号資産交換業の一部廃止に関する公告」(2026年9月5日付/2026年9月7日確認)
- BITPOINT「【重要】つみたてサービス終了のお知らせ」(2026年9月3日掲載/2026年9月7日確認)
- BITPOINTサポート(2026年9月7日確認)

